2016年1月11日月曜日

新年ワークショップによせて by まさゆき

逗子海岸からの波風を受けとめるような
勇壮な松の木が立ち並ぶ中庭を
眺めながらのマイソールクラス。

朝日の差し込む教室には
実践者の呼吸音と見えないカウント
体から立ち昇る湯気が漂い
いつもとは違う新鮮な雰囲気を感じました。




ワークショップでは
心理学的/解剖学的アプローチを用いた
アサナの実践講義が行なわれ

いつのまにかヨガ的思考の枠組みの中に
捉えられていた自分自身の
狭義な観念が露見され
物事を見る視野の狭さを感じました。


また、ペアワーク形式の実践を通して
自分自身の思い込みの強さが
心と体の強さや柔らかさに対して
判断基準を偏らせていることに
気づかせてもらいました。





今回のワークショップでは
色々な物事に対する判断を積み重ねている
自分自身を見つめ直す行為として
アサナの練習を続けていくことの大切さを
教えて頂いたような気がしました。

また、アサナに取り組んでいる自分の姿を
冷静に見つめ直すことは
アライメントや柔軟性の状態をそのまま受け止め
頭と心と体のバランスを整えていくための
ひとつの方法ではないかとも思いました。


アサナの練習に取り組む最中に
自分自身をアジャストする感覚を
頭の中に思い描くことで
余分な力が抜け
楽な気持ちで
ポーズが取れるようになった気がします。





「思想しつつ  生活しつつ  祈りつつ」

 黒門カルチャーくらぶの額縁に
書かれていた言葉を眺めながら

自分自身の「ヨガ的な」物事の捉え方を見つめ直し
「普遍的な世界」へと視野を広げていくことを

ヨガの練習を通して
日常生活の中でできますように

と祈ってみた新年のはじまりでした。



by まさゆき

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